岩鴨日記 ちょこっとインコ

岩登りと鴨が好き。家の購入を機にDIYにも手を出し始める。そんなゆったり生活な日記。

LA SPORTIVA Mantra マントラ レビュー

とってもとってもお久しぶりです。
 
ムスメが産まれて子育てに奮闘しているうちに2年近く経ってしまいました。
ようやくクライミングを再開出来るようになってきたので、ブログも再開していこうと思います。
 
さて久々のブログのネタは昨年から気になっていたスポルティバのニューシューズ、マントラを使用してきたのでレビューしてみます。
 
今回のマントラは1999年に発売されたモデルのリニューアルとのこと。
 
まず価格ですが¥22,000。高ーーーーい!!!
私がクライミングを始めた時から考えるとどんどん価格が高騰しています。
それだけ製造技術・性能も向上しているので仕方がないとは思っているのですが。。。
日本市場って高すぎやしません?私のメインシューズのFuturaなんて最高値の¥25,000オーバー!
ということで日本発売前に海外から取り寄せました。
送料入れても¥17,000ほどだったので日本市場と¥5,000の差。
これは時間かかっても海外取り寄せしますね。
 
そもそも私がマントラに注目していたのはなんといってもソールの1.8mmという薄さ!
今までジムではteam vxiを愛用していましたが、製造中止でそれに代わる柔らかシューズを求めていました。柔らかく足裏感覚が抜群なやつが好きなんです。そこに1.8mmというコスパ無視のソール薄さのシューズが出るという情報。去年からずっと狙っててようやく手に入れたというわけです。
 
さてレビューに移ります。
 
第一印象は触った感じそこまで薄い感じがしないというのが正直なところ。1.8mmというともうペラッペラでクライミングシューズとして成立してるのか不安でしたが、そこはスポルティバ のもてる技術を全て注ぎ込んだだけあって、予想の上の上を上回る出来栄え。
 
柔らかいのに足へのフィット感、ホールド感は抜群!
P3システムによる剛性を持たせてるためかソールが1.8mmという驚異的な薄さなのにあまり薄さを感じさせません。薄いんですけどね。大好きだったteam vxiはソールの素材自体が柔らかい設計のため、3mmのソールでもそれ以上に柔らかく感じていました。ビブラムXSgrip2は素材は剛性があるが薄くすることで柔らかさを実現しているので、設計思想は対極ですね。
P3システムによるダウントゥ、d-techによるネジれ保持、少しキツめのターンインにより足との一体感が良い。そして甲のゴム部分はキツめなのでヒールをしても脱げる心配が全く無いぐらい足をホールドしてくれます。スリッパタイプって結構ヒールが脱げるかズレるかするので、心配していたけど全然大丈夫でした。
 
ただ1点失敗したなと思ったのは、上記のようにめっちゃ足をホールドするので、ジャストサイズだと結構キツいです。ハーフサイズ上げるべきでした。futuraは38でジャストフィットなので38を買ったのですが、キツくて長くは履いてられません。購入を検討している方は参考にしてください。
まぁそれはそうと愛靴だったteam vxiが廃番になり、柔らかシューズが欲しかった私としてはスタメンになる良いシューズです。
 
(追記)
私のシューズサイズ
スポルティバだと攻めで37ハーフ、ジャストフィット38を履いてます。
ソリューション37.5、38、
ミウラー38、
futura38
ファイブテンだとteam vxi がUS8でジャスト、ずっと履いていても大丈夫なくらい。
 
足型がスポルティバフィットなので、他メーカーはほとんど履いていません。
 
最近のシューズは性能が良く、昔みたいに攻めなくてもいいので38ハーフでもいいかなって思っています。
 
以上参考までに。

ムスメ産まれました。もうすぐ4ヶ月。

時間が空いてしまいました。

8月末にムスメが産まれまして、怒涛の3ヶ月が過ぎ、ようやくペースが掴めて来ました。

先住のムスメ2羽(メスインコ )がいるので三女になります。

1年とかの長い育休は仕事柄難しいので、有休を使い2週間だけ24時間育児をしましたが、世のお母さん、特にワンオペのお母さん、神です。口だけ参加育児のお父さん、ヨメに土下座して謝りなさい。笑

 

昨日発見しました。ムスメの右目。一重になるか、二重になるか天下分け目の大戦!今のところ拮抗しているようです。

f:id:yuttariseikatu:20201225075507j:image

ヨメが二重、私は綺麗な一重。今まさにそれぞれのDNAが戦っております。願わくば二重に勝利を!

 

まぁ日々発見がありますが、それはまた次の機会に。

朝も早よから「ゴハンの時間ですよ」の巻。

我が家のインコ部屋は夫婦の寝室と壁で隔てられてはいますが、上部が窓のように開く仕様になっており、インコ なら飛んで入ってきてしまいます。

なのでその間に網を張って侵入出来ないようにしています。

f:id:yuttariseikatu:20200902071438j:image

朝、一旦カゴから出すと朝ゴハンの時間だぜ!ゴハン早く寄越せとばかりにアミにへばり付くおもち。

f:id:yuttariseikatu:20200902073219j:image

f:id:yuttariseikatu:20200902073247j:image

休日朝の日課になっております。

 

食いしん坊のおもちはセキセイにしてはデブの47g、カボスも43gほど。ダイエットフードを毎日計量して与え、めいいっぱい遊んでいるはずなのに、体重が一向に減りません。

何故でしょう?

 

我が家のインコ紹介

岩登りもシーズンオフでカモミールも全然出来てないので、今日は我が家のインコ🦜をご紹介。

主にインコネタが増えるかも。

 

我が家にはセキセイインコが2羽います。

f:id:yuttariseikatu:20200725095118j:image

白いおもち。

f:id:yuttariseikatu:20200725095144j:image

黄色黄緑のカボス。

 

しばらくはインコネタが多くなりそうです。

 

それではまた。

Team VXIをリソールしてみた。

私のジムでのメインシューズはファイブテンのteam vxi。発売当初、ガラス面もスメアできるとの触れ込みで注目され、実際触ってみるとその柔らかさに衝撃を受けました。今でこそコンペ向きという名目でのソフトシューズはありますが、当時は特にジム向きコンペ向きと謳う訳でもなく、普通に外岩での使用も想定内だったように思います。

この柔らかさが私にはかなりフィットしてて、気付けば穴開くまで履き潰すこと5足。スメア、トゥーフック、掻き込みがかなり良く、足指先でホールド持てるんじゃないかと思うくらいです。ヒールは残念ながら私のカカトの形と合わず、シューズ内で1センチほど浮いている状態でしたが、それを抜いても私のスタイルに合っていました。まぁ、ヒールが必要な課題であれば履き替えればいいだけですしね。

しかし、ファイブテンがアディダスに吸収されてしまい、廃番が決定してしまいます。ニュースを聞いてすぐに新品を買って在庫してましたが、それも消耗してしまい、とうとうリソールしか方法が無くなってしまったので、今回Mi6ソールを持っているバーチさんにお願いしました。リソールはノーエッジで失敗した過去もあるので、不安でしたが無事帰ってきたのでレビューしてみます。

 

<Before>

f:id:yuttariseikatu:20191109134926j:image

f:id:yuttariseikatu:20191115072545j:image
f:id:yuttariseikatu:20191115072541j:image

<After>

f:id:yuttariseikatu:20191109135024j:image
f:id:yuttariseikatu:20191109135032j:image

f:id:yuttariseikatu:20191115072621j:image
f:id:yuttariseikatu:20191115072618j:image

 

 新品のソールがどんな感じだったかはっきり思い出せないのですが、新品と同じくらいにかなり綺麗な仕上がりになっていると思います。フューチュラはノーエッジという特殊な形状なため、リソールするにはノーエッジ形状に仕上げる経験が必要なのかなと思いますが、mi6は通常のリソールと工程が同じなのかすごく自然な仕上がりになっています。(フューチュラリソールのNG点などは機会があれば追記します。)

 リソール後、ジムで数回履いてみましたが、当然ながらフリクションが完全に戻っています!止まります止まります!柔らかさもそのまま!ただ1点気になっているのがリソール前よりもシューズ内でのカカトの浮きが大きくなっているように感じます。つま先の補修を入れた為なのかリソールによりソールの厚さが回復したからなのか分かりませんが、若干シューズの伸びが抑えられ、それによりあまりフィットしていなかったヒールがさらに浮いてしまったように思います。新品時は全てが新しいので履いていくうちに全体的にいい感じに伸びて足にフィットするようになりましたが、ソールのみ新しくなったのでそのバランスが崩れた為と推測しています。まぁこの点に関しては今後しばらく履き込んで変化を見てみようと思います。

 

 今回はリソールで対応しましたが、それにも限界があると思うので、今後新たな柔らかシューズを探していくようにします。スカルパは足型が合わないしなー、アンパラレルのアレはいくら何でも薄すぎるやろ!と思うので。。。

 

それではまた。

瑞牆山ボルダリングトポを買ったのでレビュー

f:id:yuttariseikatu:20191002072851j:image
関西在住なのでなかなか機会がないが、たまに訪れるクライミングワンダーランド、瑞牆山のトポが発売されたので買ってみた。

ニューエリア(大面下岩エリア、ハットエリア)以外の監修はもちろん室井登喜男氏。

『日本ボルダリングエリア上下』には瑞牆山も掲載されているが、継続的に開拓が進められており、まだまだエリアが広がっていっている。新規開拓されたエリアはロクスノなどに単発で掲載されてはいたが、この度、現時点での瑞牆山エリアを網羅したトポを出して頂いたのは嬉しい限りである。

さて、室井氏が改めて監修したとのことで、グレードや名称の見直しも行われているようなので、私の知っている範囲でレビューしてみようと思う。

 

<瑞牆レイバック5級?→3級>

初めて見た時はそのカッコ良さに圧倒されたのを覚えている。そしてそのグレードにも驚いた。ある程度の高さがあり、レイバックの技術も必要でまさかの5級かと。岩のカッコ良さ、課題の美しさは申し分ないものの5級とは・・・いや、グレードが全てではないのは分かっているが当時の私にはどうしてもチャレンジ意欲が沸かなかったし技術も伴っていなかったと思う。その後、いや本当は3級だ、いや動画では5級となっているぞ、あそこにも5級と書かれていたなど、話しづてで聞いてはいたもののハッキリとはしなかったが、この度室井氏の見直しのもと3級ということでとりあえずは落ちついたのではないか。まぁそれでも3級かと思ってしまうのは、自分の実力不足の致すところ。

 

チンアナゴ初段→スプリットエッジ3級>

これはやっぱりなという感じ。ボウズ回避のため優しい初段があると聞いて訪れたものの、初段というグレーディングにしては優しすぎる。あの名作阿修羅と並べられたら阿修羅様も怒り心頭ではないか。これは『室井氏初登ではない』、or 『室井氏初登だがグレードがどこかで間違って(変化して)伝わっている』のどちらかだと思っていたが、どうやら後者だったようだ。名前もチンアナゴって。。。まぁ形は似てはいるが。。。命名した人出てきなさい(笑)

課題名ってすごく大切だなっと思った出来事でした。

 

<羽音初段 → 2級>

スローパー(少し)持久系の課題で、友人は完登していたが自分は興味持てず。今回2級と判明してさらに興味持てず(笑) 

 

竜王1級→初段>

短いがカチアンダーからの小ランジ、マントルの絶品課題。初登時は今よりアンダーが持ちやすかったようで、その後アンダーカチが破損して少し難しくなった模様。なので初段に昇格したと推測している。

 

<日々の暮らし1級>

f:id:yuttariseikatu:20191002192335j:image

今回、私が見た中で(課題として触った中で)1番気になっているのが、日々の暮らし1級である。スタートは向って右側カンテ~リップ付近、しかもSDになっているのだが、youtubeに上がっている動画の9割は右手カンテリップ、左手ポッケのセパレートでスタートしている。私が見た中では2つほどトポ通りのマッチスタートしているものはあったが、SDではなかった。逆にSDではあるがセパスタートになっている動画もいくつかあった。結局、室井氏のトポ通りのスタートで登っている動画は現時点では見つけられなかった。

何故マッチSDスタートになっていないのか。色々な動画を見て思ったのだが、どうやらスタート位置と地面までの距離が遠いようで、マッチで持ってしまうとお尻が浮いてしまいSDが出来なくなる物理的な問題のようである。室井氏初登時より下地が大きく下がってしまったことに起因しているのではないか。今度行ったときに正規スタートでやってみようと思う。

 

さて色々と書いてはみたものの、ただ単にトポを見ているのが楽しいのです。

岩が恋しくなる季節になってきたので気持ちを高めていきたいと思います。

それではまた。

カモ類は世界中でいったい何種いるのか?気になったので調べて一覧にしてみた。(part 1)

カモ類は世界中にいったい何種いるのか?

 全世界のカモを見てみたい!という思いのもと、色々と調べ始めました。

 

調べ始めて分かったこと、それはバードウォッチング、しかもカモ類に関しては日本はまだまだ後進国だということ。日本語で検索するとある程度は分かりますが、結局は海外のWEBサイトの方が充実しています。ということで日本語WEBサイトと海外WEBサイトを併用して調べてみました。

 

分類学上のカモ>

 分類学上では鳥綱カモ目という分類があり、wikipediaによるとサケビドリ科、カササギガン科、カモ科の3つの科に分かれるとあります。

ja.wikipedia.org

 サケビドリはまだしもカササギガンはガンということなのでカモ科の中に入るのでは?と思い(ガンはカモ科の中に分類されています)、wikiると、

ja.wikipedia.org

本種は、カモ類に特徴的なくちばしの形を有しており、カモ科に分類されるが[3]、そのほかの形態や生態など、カモ科の構成種と相違点が多いことから、本種のみでカササギガン科 Anseranatidae を構成するとの説もある

ja.wikipedia.org

 分類に関しては意見が分かれているようですね。

以下の海外サイトでも確認しましたが、今のところどうやらカモ目カササギガン科で1科を構成するという分類にしているようです。(分類学の論文等は探していませんので、違った意見もあるかもしれません)

www.hbw.com

 

ということで、カササギガン科は別種(科)としてカモ科の中に何種いるのか調べてみようと思います。

 

カモ目(Anseriformes)ー  ーーカモ科(Anatidae)

                            |

                              ーーカササギガン科(Anseranatidae)

                            |

                              ーーサケビドリ科(Anhimidae)

 

 

(part2へ続く)