岩鴨日記 ちょこっとインコ

岩登りと鴨が好き。家の購入を機にDIYにも手を出し始める。そんなゆったり生活な日記。

<備忘録>浴室の上げ下げ窓の修理ーバランサーを交換する

数年前、中古住宅を購入したのをきっかけに「自分でできる修理は自分でする」を心がけています。業者に頼めば早いし丁寧でしょうけど当然ながら作業工賃等が加算されて費用がかさんでしまう。だったらコスト削減を目標に出来ることは自分ですることにしました。

 

さて引っ越して2,3カ月後、早くも修理箇所が出てきました。浴室の上げ下げ窓から何かの部品が飛び出てきて動かなくなってしまったのです。色々と調べていくとどうやら上げ下げ窓に使用されているバランサーというものが故障している可能性が出てきました。バランサーというのは窓の両側に付いていて窓を上げ下げする時に内部のバネの力を利用して容易に開閉できるようにする部品です。

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とりあえず状況を確認するためにバランサーを取り出してみたところ、みごとにバネに接続されているヒモが切れてしまっています。そして【14 4 FS CALDWELL】という刻印があり調べてみるとアメリカのCALDWELL社の製品のようです。

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まずはネットで交換部品を探してみます。奇しくも前の住人の方がこだわって建てた海外輸入住宅のような作りなので、探すのも修理するのも一苦労。ようやく輸入サッシを取り扱っている業者を見つけ見積もりをお願いしました。

 

1社目

バランサー:¥4,300×2本=¥8,600

現地手数料:¥5,000

海外配送費:¥10,000

国内送料梱包費:¥2,500

 

消費税込み合計:約¥28,000

 

高い。思ったより高い。やはり輸入住宅はコストがかかるのかと思いましたが、海外配送費¥10,000がどうにも納得できません。現地手数料も¥5,000って高すぎない?人件費と思えば妥当かと思いますが、もともと輸入物を取り扱っている業者なので仕入れルートは既存なはずなのにこの費用。どうも腑に落ちません。

 

それならばと他の業者を探し見積もり依頼すると、

 

2社目

バランサー:¥3,000×2本=¥6,000

輸入経費:¥6,000

合計¥12,000+国内送料

 

およそ半額になりました。これだと何となく納得できる価格だなと、この時は感じました。

 

するとふと実際バランサーの価格っていくらなのだろうと気になり、何でも揃うAmazon、しかもアメリAmazonで検索してみました。すると番手違いではあるけど1本¥1,000ほどだと判明します。そうすると2社目の見積もりでも3倍近くの価格設定になっているので、まだ安く出来るはずと3社目を探して見積もり依頼しました。

 

 3社目

バランサー:¥1,620×2本=¥3,240

輸入経費:¥2,860

消費税込み合計:約¥6,600

 

輸入諸経費等を入れてもすごく安くなりました。むしろ輸入経費はそれでいいのか?と逆に心配になるくらい。もう少し色付けてもいいんですよ。笑

ただこちらの業者さんが取り扱っているバランサーを使用するなら窓枠に少し加工が必要とのこと。一度加工してしまうと失敗しても元には戻せないので、とりあえず保留でもうひと踏ん張り、4社目を探します。

 

4社目

バランサー:¥1,500×2本=¥3,000

国内送料:¥2160

消費税込み合計:¥5,400

 

ようやく見つけたこの業者さんはどうやら国内に在庫があるようで輸入経費等は掛からず国内送料のみ。

バランサー代、手数料等を考えても非常に親切な価格設定だと思います。

無事、最安値で購入させていただきました。

 

交換は以下の動画を参考にしました。特に難しい作業はなく、動画を見ればすぐに交換できます。

 


How To: Balancer Replacement

 

もともと欧米諸国ではDIYという言葉があるように出来ることは自分でするという文化が浸透しています。日本の新築住宅信仰の高さとは逆に欧米では中古住宅の割合が非常に高いようで、住宅も自分で修理しながら住み続けるものとの意識が高いように思います。まぁ歴史的な背景もあると思いますけどね。

 

今回は1社目から4社目で約5分の1に費用を抑えることが出来ました。時間はかかりますが自分で調べると理解が深まり出来ることも増えるので、これからもチャレンジしていきたいと思います。